日本最古の印鑑は「漢倭奴国王(かんのわのなのこくおう)」
古代メソポタミア(現在のシリア)から世界中に広がった印鑑は、中国を経て日本へと伝わりました。
日本最古の印鑑は、「漢倭奴国王(かんのわのなのこくおう)」が刻まれた黄金の印が有名です。
これは、日本の王が中国皇帝から授かり、18世紀に百姓の甚兵衛さんが福岡県志賀島の水田から発見したそうで、現在は福岡市博物館に保存展示されています。
実物は小さく、印面は縦横わずか2.3cm、高さも2.2cm。
まだまだ、謎の多いこの印鑑は、紐(ちゅう/つまみ部分)は蛇の形をしていて
95%が金で出来ており重さは約109gとのことです。
次回は、ハンコが一般的に利用されるようになった時代についてです。