○最も高い印鑑は清の皇帝印・・・お値段は?

清朝皇帝の印に使われた高価な石材「田黄」

印鑑に用いられる素材は現在200種類以上あると言われていますが、身近な木材から動物の角、牙、チタンなどの金属、石などの様々です。

変わった素材としては、カバの歯、アルミ、宝石、永久凍土から掘り起こしたマンモスの牙まであります。

また、篆刻などに用いられる石印材は高価なものが多く、横山大観画伯が愛用したといわれる「鶏血石」や、中国皇帝の印に使われた「田黄」は、1個数百万円する場合も。特に「田黄」は「同じ重さの黄金の7倍の価値がある」と言われるほど高価です。

ちなみに、中国で競売にかけられた清朝皇帝の印は600万元(約8600万円)で落札されたそうです。

ページトップに戻る